質問者Hさん「はじめまして」
僕「はじめまして」
Hさん「日本で文系大学生をしていて、院進を目指しています。いつも勉強させていただいています」
僕「Hさん、ありがとうございます」
Hさん「研究対象が完全に日本で、強いて言えば東アジアも含む可能性があるかな？ぐらいなので優先順位としては低いですが、若いうちに海外で勉強したいと思います」
僕「はい、なるほど」
Hさん「ニューヨークはやはり勉強に行きたい憧れの街の一つですが、特に金銭面が不安です。学生ビザだと働けないと思うので、行けてもカツカツになりそうです。家賃と治安の兼ね合いは難しいですよね・・・」
僕「おっしゃるとおりです」
Hさん「アジア人の、加えて女性が住めるギリギリラインの地区はどのあたりだと思いますか？長くなってすいません」
僕「いえいえ全然いいですよ。結論から先に言うと、僕のショートアンサーは、マンハッタンなら、サウスハーレム、インウッドなど、マンハッタンじゃなければ、クイーンズ、ブルックリン、もっとお手頃ならばスタテンアイランド、ニュージャジー州の街、ジャージーシティやフォートリ―等でしょうか。zillow.com で調べれば大体の相場がわかりますよ。
僕「僕のロングアンサーは、ちょっと真面目なものです。以下のことを確認するといいですよ：
１．研究対象が日本なら日本にいたほうが研究がはかどるのでは？
２．若いうちに海外で勉強したいとありますが、海外はアメリカだけじゃないので他の国も視野に入れるといいかもです。
３．ニューヨークはやはり勉強に行きたい憧れの街とありますが、Hさんだけじゃなく、世界中の若者を魅了し、住んでみたいと言わせる憧れの街です。生活費も高いです。やはりNYだけじゃなく他の都市も視野に入れるといいです。
４．金銭面で不安とありますが、マスターならプログラムによって１年から３年かかります。ドクターなら研究室から給料をもらえる可能性がありますが、マスターを考えているなら留学資金を事前に用意することをお勧めします。ちなみに僕は留学資金を貯めるために２年間東京で働きましたし、日本の大学でマスター出てから留学先のNYでドクターとるまで結局１０年かかりました。そりゃつらかったですよ。１０年勝ち星なしですから。でもいろいろエンジニアとして生きるすべを学びました。
５．アジア人の女性が住めるギリギリラインの地区は、実際NYにきて住みたい街を自分の目で確認することをお勧めします。
６．学んでみたい大学院に願書を出して、合格通知をもらってからどこに住むか考えたほうがいいです。寮やキャンパスに近い住居の方が効率がいいですから。
参考になれば幸いです。応援しています。
マサトナカムラ 」
僕「うわー、こちらこそ質問してくれてありがとうございます。匿名システムなので、感謝のメッセージは期待していませんでした。わざわざありがとうと言ってくれてありがとうございます 」
